・VLOOKUPの検索に複数条件を指定する
使用関数:VLOOKUP
例:=VLOOKUP(条件1 & 条件2,範囲,列番号,検索方法)
VLOOKUP関数自体は、残念ながら複数条件に対応していません。
ですが、下図のように工夫する事で実現する事ができます。
条件にしたい文字を&で組み合わせ、検索用のキーワードを作るという方法です。
ですが、この方法は少し注意も必要で、思った通りに機能しないケースもあります。
例:検索用のキーワードが被ってしまう
1月11日も、11月1日も、単純につなぎ合わせると両方とも111という値になってしまうせいです。
これを回避するためにも、つなぎ合わせる際に区切り文字を挟む事をお勧めします。
例:値の間にアンダーバーを挟む
アンダーバーを挟む事で、1月11日は1_11、11月1日は11_1というキーワードになり、
被りを回避することができています。
今回はVLOOKUPで使っていますが、HLOOKUPでももちろん活用できます。
COUNTIFやSUMIFなどでも活かせますが、これらには複数条件に対応した、COUNTIFSやSUMIFSがあるので、そちらも検討されては如何でしょう。